活動報告ブログ - 2011年3月

2011年03月26日（土）

• 「活動報告ブログ」

新たな支援

皆さん、こんにちは。

　兵庫県は現在、被災地に対して様々な支援を行っています。

　時間経過を踏まえ、支援内容をより充実させていますので、一部を紹介します。

　宮城県北部沿岸の気仙沼市、石巻市、南三陸町に現地支援本部を開設し、被災市町の課題解決を直接支援していることは、以前紹介しました。この度、この支援本部が把握した被災地の様々な課題、ニーズに対して、新たな支援を講じます。

１．現場で対策に取組んでいる行政職員向けに、阪神・淡路大震災の行政対応事例を集めた『阪神・淡路大震災　災害対策事例集(応急・復旧対策編)』を作成し、宮城・岩手・福島県に提供。

２．被災市町では、各避難所の運営に職員が携わり、災害による新たな行政需要に応えることが困難な状況です。そこで、県内各市町に避難所運営の支援班と、春休み期間中にある栄養士をはじめとする給食関係職員による温かい食事を提供する炊き出し班として、職員の派遣を県下市町に要請しました。

３．住宅全壊等により居住する住宅のない方で、本県に住まいを希望する方に、応急仮設住宅として県営住宅を1,000戸提供します。

(参考)県営住宅の提供可能戸数1,200。内、一般被災者用100戸、人工透析が必要な被災者用100戸、応急仮設住宅用1,000戸。

４．南三陸町へ保健師2名を増員派遣。

５．高齢者施設での定員外措置に関する宮城県への提案。

　また、県内市町では、被災された方々を温かく受け入れていただくホストファミリー・ホームステイなどを募集する動きが広まっています。

実施市町：三木市・小野市・加西市、養父市、丹波市、朝来市　(26日現在)