第298回臨時兵庫県議会
皆さん、今日は。
国の平成20年度第2次補正予算に即応出来る、本県第3次補正予算案を審議する為、本日臨時議会が開かれました。
提案説明では「この補正予算については『地域活性化・生活対策臨時交付金』等や補正予算債等を活用して、中小企業等の経営安定対策・雇用安定対策・県民安心確保対策・地域活性化対策を実施する」とされました。
経営安定化対策:経営円滑化貸付の融資目標額を3千億円に増額。借換貸付の融資限度額1億円に拡充、融資目標額400億円に拡充。融資期間の延長。等々。
雇用安全対策:上限50万円の離職者生活安定資金の創設。一般生活資金融資利率の1.0%への引下げ。福祉・介護人材確保のため事業枠の新設。等々。
県民の安心確保対策:保育所の整備、認定こども園の推進。妊婦健康審査支援基金設置により、市町の妊婦健診公費負担の拡充。等々。
地域の活性化対策:公共施設の耐震化。福祉施設の環境改善。実需要を喚起するため生活密着型公共事業の促進。年度初めの工事発注空白期間を解消し、公共工事の早期発注を確保するため、債務負担行為の設定。年度内事業着手が可能な事業については、前金付き債務負担行為とする。等々。
歳出予算規模は、一般会計で592億27百万円余の増額。特別会計で600億円の増額。
今回の補正については、国の財源措置等を利用するため、県の持ち出しはほとんどないとされています。
全会一致で、原案通り可決しました。