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管内調査(但馬・丹波)その2 | 小西隆紀(こにしたかのり)兵庫県議会議員 公式サイト
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活動報告ブログ - 2009年1月

2009年01月30日(金)

管内調査(但馬・丹波)その2

 管内調査2日目日程第1は、県立コウノトリの郷公園の調査。県鳥でもあるコウノトリの保護増殖・野生復帰事業の総本山です。
 昭和37年に、兵庫県が特別天然記念物コウノトリ管理団体の指定を国から受け、以降今日までに飼育下のコウノトリは100羽以上になっています。しかし、純国産のコウノトリは昭和61年に最後の1羽が死亡しており、現在の鳥は、昭和60年に当時のソ連から譲り受けた6羽の子孫。佐渡のトキも同じような経過で、放鳥されたトキは中国から譲られた鳥の子孫です。大陸産であっても遺伝子的にはさほど差異はないと言う事です。
 コウノトリ野生復帰計画の最終目標は、コウノトリと共生する地域づくりです。食物連鎖の最上部に位置するコウノトリが生息するためには、多様な動植物が生きられる環境が必要です。そのため、『コウノトリ育む農法』などに取り組み地域づくりを推進しています。
 このような取組には、大賛成ですし大いに進めて頂きたいと思います。が、懸念として、生物の多様性には歓迎されざる者も入っていると言う事を意識して頂きたい。また、地球温暖化等で、外来から思わぬ病気の媒体が侵入し繁殖する可能性も無いではない。
 昭和30年代以前の“懐かしい農村風景”が復活しても、昭和30年代以前の“たくましい日本人”を復活させないと、思わぬ風土病が復活するかもしれません。
 この様な懸念や危険について、何か対策や研究は事業推進と同時進行でされているのかを伺いましたところ、「今のところ無策です」と。

 日程第2は、但馬県民局での委員会関連部局調査を行い、続いて、日程第3の豊岡市消防本部高機能消防指令センターへ調査に伺いました。
 広範囲な市域を網羅するため、固定、携帯、IP等各種の電話からの通報に対して、発信場所を瞬時に特定し地図上に表示できる『位置情報通知システム』、出動中の車両の位置情報を指令センターの地図上に表示し、効率的な車両運用が出来る『車両動態管理システム』、指揮車等から、現場の画像を送信できる『画像転送システム』等々の機能を備えています。
 平成16年の台風23号で、相当の打撃を受けた豊岡市ですから、その教訓を活かされた素晴らしい消防本部でした。 

kounotori 

 【コウノトリ】               【豊岡市消防本部】

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