健康福祉常任委員会
皆さん、今日は。
本日は午後から、県議会健康福祉常任委員会の丹波地域管内調査に同行いたしました。まず、丹波県民局にて関連部局の調査を行い、次に柏原病院で調査という行程でした。
県立柏原病院はご承知の通り、医師不足や県財政事情による危機に直面しています。常任委員会の皆さんも、この重要課題に関しては非常に熱心に取り組んで頂いておりますが、なかなか思うような成果が得られていないのが現状です。調査も重苦しい空気に包まれていました。
柏原病院の調査に続いて、院内で『県立柏原病院の小児科を守る会』の皆さんによる活動報告がありました。『守る会』には舛添大臣が視察に来るなど、その活動は全国的にも有名ですし、一時は2名(うち1人は院長)にまで落ち込んだ小児科医を5名にまで回復させた原動力とされています。
現況に対して、市民の立場からの率直なご意見も頂きました。厳しい指摘も頂きました。『守る会』には、“柏原病院を守る”“地域医療を守る”“日本の医療を守る”という思いは感じました。しかし、まだまだ情報交換等していかなければなない事も同時に痛感しました。
今更ながら、“兵庫医大篠山病院が撤退していたら”と、考えると空恐ろしいです。私としては、残った資源、今ある資源をどうやって、守り、育て、ふくらしていくかを考えたいと思っております。
【県立柏原病院調査】