活動報告ブログ - 2011年4月

2011年04月19日（火）

• 「活動報告ブログ」

木造校舎の耐震

皆さん、こんにちは。

　本日の神戸新聞朝刊丹波版トップは『篠山小学校耐震基準下回る』との見出し。

　各紙も同様。

　これは、昨日開かれた市議会全員協議会で明らかにされた、篠山小学校の耐震診断結果が掲載されたものです。

　篠山小学校は、築50年を経た木造校舎。

　大きな問題なのは、診断結果が『基礎の強度が非常に低く、補強工事自体が困難・非現実的』としている点です。

　即ち、「耐震補強は出来ません」とのこと。　

　今回の報告は、市教委委託の民間業者による“事前調査”の結果で、今後、正式な診断を兵庫県住宅建築総合センターに依頼される様です。

　しかし、いずれにせよ、結果はそれほど変わるものではないと思われます。

　県内木造校舎の耐震化促進については、昨年12月県議会一般質問において、私も質問をさせていただきました。

　県内5市で計15棟の木造校舎が使用中です。

　その内、5棟が篠山小学校、2棟が八上小学校、これは約半分が篠山市内にあるということです。

　万が一の時、被害が集中する点を踏まえると、県政においても大きな課題です。

　列島は地震の活動期に入ったと言われており、早急迅速な対応を市当局並びに市教委にはお願いする次第です。

　私の質問に対して、県教委大西教育長からは「国の財政支援制度が最大限有効に活用されるよう、今後とも市町の取組を積極的に支援してまいります。」との答弁をいただいております。

　私も出来る限り“教育環境の安全・安心確保”に協力をいたします。

　尚、八上小学校の2棟については、耐震補強工事は可能との結果が公表されています。