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芽には目を、葉には歯を | 小西隆紀(こにしたかのり)兵庫県議会議員 公式サイト
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活動報告ブログ - 2011年5月

2011年05月26日(木)

芽には目を、葉には歯を

皆さん、こんにちは。

 

 般若寺集落、風深集落からの要望もあり、堤防等の除草について、何かいい方法はないかと検討しております。

 

 防草シートで覆い尽くすといったような、環境や風景を損なうことなく、地域住民の負担を軽減し、かつ低経費で。

 

 そこで、思いついたのが、前々から興味を持っていた、休耕田や鳥獣害防止のバッファーゾーンでの牛やヤギの放牧による除草方。

 

 牛はともかく、ヤギは使えないかと。

 

 で、早速、調査課の職員さんにも協力いただき、調べてみると、全国各地で結構取組まれている事例があります。

 

 例えば、新潟県見附市では、昨年度から河川敷の除草を目的としたヤギの飼育事業に取組まれています。

 見附市に『事業の成果』等を確認してもらったところ、

 「昨年度実施以降、妊娠による休職等も あったようですが、『成果があったとして範囲を広げて今年も引き続き活動中』のようです」

 と報告を受けました。

 

 他にも、鳥取県八頭総合事務所農林局では、平成20年度より耕作放棄地保全のため、ヤギを貸し出し除草する「レンタルヤギ」事業を実施されていたり、国土交通省では、高速道路内でのヤギ除草実験を行っていたり、全国の自治体等で多数の事例がある様です。
 

 更には、農林水産省による「ヤギを利用した猿害軽減技術」の検証まで。    http://www.affrc.go.jp/ja/research/seika/data_kinki/h19/p117

 

 さらにさらに、すでにビジネス化しておられるところも。
 http://www.mikunikensetsu.co.jp/yagi_index.html

 

 この仕事、アメリカでは、環境にもいいということで、「ヤギレンタル」の需要は増加しているそうな。

 

 ここまで来ると、何か可能性がありそうな。

 

 灯台もと暗し、県下でも事例がありました。

 

 兵庫県稲美町印南の播州葡萄(ぶどう)園池協議会が所有する、 ため池跡地の除草作業にヤギを活用
 http://kokusan-marukajiri.net/pub/maruphoto00446.html

 

 もっと近くでは、三田市十倉地区でも

 

 丹波農業改良普及センター経由で、阪神農業改良普及センターに当事例について照会してもらったところ、いくつかの課題はあるにせよ、一定の効果はある様です。

 

 調査課からは、「ヤギの食性を利用し除草活動」の他に、「ヤギ糞の堆肥利用」「ヤギによる耕作放棄地の保全、農地等の鳥獣対策。森林の伐採跡保全」「ヤギを介して行う、地域の高齢者や児童等との環境教育・セラピー等を目的とした交流」「ヤギの乳製品等の開発や観光等による地域の活性化」等々の効果があるとの報告も受けました。

 

 色々とメリットを組み合わせる仕組みを作れば、結構いけるかも。

 

 今後も、引き続き取り組んでみようと思います。
 


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