Warning: "continue" targeting switch is equivalent to "break". Did you mean to use "continue 2"? in /home/classo/classo.wp-x.jp/public_html/wp-includes/pomo/plural-forms.php on line 210
1200年の都 | 小西隆紀(こにしたかのり)兵庫県議会議員 公式サイト
文字サイズ変更

活動報告ブログ - 2008年11月

2008年11月30日(日)

1200年の都

皆さん、今日は。 
 28日は、自民党県議団文教部会管外調査で、京都市へ行ってきました。一行は、朝8時50分県庁出発の行程ですが、私は、篠山から京都まで車で1時間程ですので、視察先の北区にある京都市立紫竹小学校へ現地合流で行きました。
 篠山から京都までは、天引トンネルの開通やR372の改良整備、また京都縦貫道によって、随分近くなりました。
 もう15年ほど前になりますが、JCの「目指せ二条城」という事業で、篠山城から二条城まで歩いて行ったことがあります。距離にして60~70㎞くらいだったと思います。最速のメンバーで14~15時間、最終メンバーは20時間以上かかったと記憶しています。

 京都市立紫竹小学校~道徳教育実践研究事業~
 二条城から北へ5㎞ほどのところにある京都市立紫竹小学校。街の中ですが全校生258名学級数13の小学校です。クラス名が「い組」「ろ組」と、京都らしさも感じられ、校区の周りには、世界文化遺産の上賀茂神社などの歴史的文化財がたくさんあります。
 当校は、文部省から「道徳教育実践研究事業」の指定を受けて、伝え合う力やかかわる力を育むことに取組んでおられます。
 午前中に全体授業、午後から各クラスの授業を見せて頂きました。会場への入場や授業中の態度等は、なかなかメリハリのあるきっちりしたものでした。前職が教師の同期議員によりますと「最近の子どもはこれがなかなか出来ない」らしいです。
 地域との関りを大切にして、地域ぐるみの学校づくりを基に、『豊かな人間性や社会性を育む』『確かな学力を育む』『健やかな体を育む』さらに、それらから『生きる力』を育む学校づくりをされております。
 地域の様子が学校に表れているように感じました。『子どもは大人の鏡』即ち『小学校は地域の鏡』なのかもしれません。

 この後、京都府議会を訪れ「京都府の道徳教育の推進」について、調査してきました。
 京都府教育委員会が『京都の英知を集結して作成した』と自慢される「心の教育」を推進するための学習資料集『京の子ども 明日へのとびら』について伺ってきました。
 「人としてあるべき姿」「かけがえのない命、生と死の重さ」「郷土や国の発展を願う心」「人を思いやる心、人とのつながり」「この世に生きることの意味、素晴らしさ」「自分のはぐくみ、責任ある行動」の6つのテーマで学びあうために、京都にゆかりのある文化人等の「特別に書き下ろし文」の資料集。執筆者には、上田正昭氏、梅原猛氏、千玄室氏や河合雅雄氏など、51名の錚々たる方々です。原稿依頼については、わずか一カ月余りの短期間での依頼にもかかわらず、「子ども達のためなら」と、異口同音に快諾されたそうです。
 わが県でも活用したいぐらいの逸品です。
  

コメントは受け付けていません。