総務常任委員会管内調査・阪神地区（その2）
13日調査日程第1：県立尼崎青少年創造劇場(ピッコロシアター)
この劇場は、青少年の創造意欲を促し、青少年が色々な文化活動に、主体的・積極的に参加する場として、また、公立演劇ホールの草分けとして昭和５３年にオープンしました。全国初の県立劇団も創設され、演劇においては、今なお大きな役割を果たしています。施設の老朽化等の課題もあります。
調査日程第2：阪神南県民局
行革方策１次案では、阪神丹波県民局となる予定であった、尼崎にある阪神南県民局。『安全・安心の地域づくりの推進』の下で「ひったくり防止キャンペーン」という事業を実施しています。ひったくり発生件数が全県下の40％弱を占めている地域。どう考えても、この尼崎の地で“丹波”の事を考えるのは無理でしょう。
調査日程第3:県立芸術文化センター
芸術文化の創造と交流を国内外にわたり推進するとともに、舞台芸術を鑑賞し、創作し、発表する機会を提供して、広く文化の振興を図る拠点として、西宮市に平成17年に開館しました。以前『わくわくオーケストラ』で篠山市内中学校1年生が、ここを訪れた時に私も同席しました。
素晴らしい施設であると同時に、企画も素晴らしく、周辺地域への経済効果は、建設から開館後2年間で県内437億円(全国769億円)、継続効果として毎年県内63億円(全国128億円)を弾き出しています。
調査日程第4:阪神南広域防災拠点
兵庫県では、災害発生時に救援・救護、復旧活動等の拠点として、被災者用物資等の備蓄機能、救援物資の集積・配送機能、応急活動要員の集結・宿泊・出動機能を有する広域防災拠点を計画的に配置しています。その阪神南地域の拠点として、今年の4月から供用開始となりました。
今回の阪神地区の調査では、『都市部』を充分観察させて頂きました。
明日からは、佐賀県、大分県に『陶芸文化の振興』や『地熱発電』『森林環境税』等の調査に行ってきます。
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