引き際
皆さん、今日は。
昨日、車でラジオを聴いておりますと、「惜しまれぬ 福田さんとは おお(王)ちがい」と言う川柳が聞こえてきました。
とりわけ福岡県民に大いに惜しまれつつ引退表明をされた、王監督に続き、小泉元首相が昨日、引退表明をされました。
会った事もありませんが、人を引き付ける魅力的なリーダーであることは感じます。
功罪色々と報道されておりますが、最後まで高支持率を維持したまま、約5年5か月の長きにわたる政権であった事は、国民の多くから、支持はされていたと言う事でしょう。
小泉さんは、首相を辞めてまだ2年、しかし、『元首相』。森喜朗さんは、首相を辞めても5年5か月間、『前首相』。安倍さんは1年で『元首相』。さて、福田さんは・・・。麻生内閣の支持率が50%前後(日経53%・神戸48%)と微妙な数字でスタートして、総選挙の日程も微妙になりつつある様ですし。
小泉首相の時代、平成18年に「中心市街地活性化法」が改正され、「中活法」の受け皿会社として設立されたTMO法人「(株)まちづくり篠山」が大いに混乱したのを覚えております。
当社が「中活法により、自立支援として3年間の助成がある」と言う事を前提にした、まちづくり事業を始動して、1年目の「中活法改正」だったと記憶しています。
自立するための助成を、期間途中で無くされ、未だに中途半端になって、なんとか自立はしているものの、当初の計画より、かなり低空飛行になっております。
その「(株)まちづくり篠山」の総会が24日の夜、開かれました。市から指定管理を受け、市民センターや城跡周辺市営駐車場の管理業務で収支を保っておりますが、やはり当初の様な、まちづくりには至っておらないのが現状です。
中央集権国家では、この件もそうですが、国の方向転換で、末端が右往左往する事はよくある事です。
国家がするべき基本的な社会基盤整備やシステムが、ある程度定着した成熟社会では、それぞれの地域や組織で、それぞれの事情に合った取組が出来るような柔軟性が不可欠です。
おのずと、「国の仕事」は決まってくると思います。
引退にあたり一言 「自分を 民営化する」小泉純一郎
ザ・ニュースペーパーより