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現場の声 | 小西隆紀(こにしたかのり)兵庫県議会議員 公式サイト
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活動報告ブログ - 2008年9月

2008年09月20日(土)

現場の声

皆さん、今日は。
 当地では、さほど影響も無く台風13号は去って行き、各小学校は無事、晴天の下で本日、運動会を行う事が出来ました。
 しかしながら、九州方面等では被害も出ており、被災地域の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

 さて、その台風が心配されました昨日、篠山農業改良普及センターの皆さんにお世話になり、懇談会を設定して頂きました。
 内容として、まずは現場からと言う事で、3か所の現地調査から始めてもらいました。最初に訪れたのは黒豆の本丸、川北集落。「黒大豆の取り組み事例」の調査で、当地区生産組合 北川 喜代治 氏からお話を聞きました。川北地区の歴史から黒豆栽培の変遷、現在農業の問題点まで、幅の広いお話でした。
 そんな中で、“川北ブランド”を確立している当地では、生産から販売まで個人完結型の栽培が殆んどだと、伺いました。信頼関係が成立している販路を持っていると言う事は「強い農業」の証しだと思います。
 次に「大規模農家の取り組み事例」の調査で、「ツトム農事センター」を訪ねました。経営面積約41ha(410000㎡)と広大な敷地に、水稲、白・黒大豆、葡萄等を栽培されております。また、施設内は、機械化が進み大型機械が整然と並び、まるで企業の工場の様でした。
 そんな中で、施設案内をして頂きました 大前 勉 氏の「法人化を目指さず、家族主義的な経営を持続的に発展させる」との言葉が印象に残りました。経営形態に拘らず「農の本質」を説かれたように思います。
 3か所目として、「栗剪定士協議会の活動事例」の現場を見せて頂きました。先月22日に開催された県の“栗研究大会”でも、剪定士さんの活動報告を聞いておりましたので、現場にての確認と言う事になりました。
 その後、庁舎に戻り岡田所長をはじめ9名の職員さんから、各担当の活動報告等や課題提供等をして頂きました。
 その後、急遽覗かせて頂いた「熟年者農業実践講座」では、退職された方々等がお見えになり、農業技術の習得に励んでおられました。貴重な担い手でもあります。
 行革案の中では、現行規模での存続の可能性が低い「篠山農業改良普及センター」ですが、農家、市民の皆さんには一番身近な県行政でもあります。特色のある取組も多い「篠山農業改良普及センター」ですので、その辺りも伝えていきたいと思います。

【現地調査】

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