第33位
皆さん、今日は。
県内市町の健全化判断比率(19年度決算)及び資金不足比率(19年度決算)を、9月5日現在算定結果速報値としてまとめた資料を頂きました。
それによりますと、実質公債費比率(公債費による財政負担の度合いを判断する指標)から見た県下41市町での篠山市(19.5%)の状況は、第33位で、昨年の21位(17.9%)から後退しています。
この実質公債費比率は、18%以上で起債に許可が必要となり、早期健全化基準が25%、財政再生基準は35%です。県下では、香美町の27.4%が最高値で、播磨町の4.8%が最低値です。
また、将来負担比率(一般会計等が将来負担することが見込まれる実質的な負債の標準財政規模に対する割合を示す指標)は、なんと第40位(298.8%)です。後には、淡路市(371%)しかありません。
この将来負担比率は早期健全化基準が400%で、最低値は、播磨町の▲96.8%です。因みに兵庫県のこの指標は、実質公債費比率20.2%[3か年平均値、(H19年単年19.6%)]、将来負担比率361.7%です。
順位がどうこうという問題ではありませんが、合併特例債にせよ、震災関連県債にせよ、背負っている物の重さの順位には違い有りません。
【標準財政規模】とは、その地方公共団体の標準的な状態で通常収入が見込まれる一般財源規模をさす指標。地方公共団体が通常の行政サービスを提供する上で必要な一般財源の目安となる数値。篠山市では、15,135,027千円。播磨町は、5,995,392千円です。
因みに、埋立地に多くの企業があり、その製造品出荷額が県下上位の播磨町は、行政サービスを自主財源である税収等で賄う事の出来る不交付団体です。貴重な町です。