政務調査会
皆さん、今日は。
昨日6日は、広島原爆忌でした。
今から5年前だったと思いますが、青年会議所の例会に『原爆の語り部』の方を広島からお呼びして、講演をして頂いた事があります。原爆を体験された本人から直接話を聞く事が出来、ダイレクトに心に響いてきたことを覚えております。その方が仰っておりました「伝える事が、生き残った者の使命」だと。
あれから63年。当時生後間もなくでも63歳。記憶のある年代だとさらに高齢になられております。直接体験者の声を聞く事が出来た事に感謝するとともに、我々の使命についても、また考えなければなりません。
今日、明日と、県当局各部から主要事業の進捗状況等について説明を受ける、政務調査会です。
企画県民部の報告の中で「県内市町の財政状況」と言うのがありました。
別に安心させるわけではありませんが、それによりますと実質公債費比率が18%以上で、『公債費負担適正化計画』を作成して、公債費の適正化に取り組まなければならない、19団体に篠山市は入っておりません。実質公債費率だけで言いますと、篠山市より財政状況が悪い所が県内に19あると言う事です。因みに県内市町数は41です。
しかし篠山市は、今後、地方交付税が段階的に減らされていきますし、借金の額が大きいです。今のままでは、急速に実質公債費率も悪化します。今夜も「ふるさといちばん会議」が開かれ市の財政状況について厳しい話がされると思います。今のうちに手を打つ事が肝要です。