私が鳳鳴健児の頃（前項続き）
♪丹～波篠山 鳳鳴の塾で～♪
文 当時、生徒手帳を開くと、『勉強第一』とありました。正直、勉学には勤しみませんでした。勤しみませんでしたが、自己探求の学問、倫理社会だけは、大好きでした。
過去の思想家や宗教家の考えや生き方を学ぶことで、自分を見つめ、他人を理解する倫理学。まさに「生きる力」を養う学問です。人生の幅が広がります。学生諸君は、今のうち大いに勤しんで下さい。
武 私は、空手道部でした。
ある日、部室に鏡をつけようと言う事になりました。方々当たっても、適当な鏡が見つかりません。そのうち部員の一人が「トイレの鏡が丁度いい」と言い出しました。一同賛同。早速私は、「一枚持ってこい」と、一年生に命じました。
数人の一年生が、男子トイレで工事中、運良く先生に見つかり、そのまま校長室まで連行されてしまいました。
顛末を聞いた私は、慌てて校長室へ行き、正直に「命令したのは、私です」と申し出ました。
校長先生はこう仰いました。「主将は、お前たちを庇っているのだろう。主将に免じて、今日のところは、勘弁してやる」と。
その時、私の脳裏にイソップ寓話の『金の斧 銀の斧』が浮かんできました。なんとなく、得をした様な気がしたのを覚えております。
♪文武鍛え～し美少年 ヨーオイヨーオイ デッカンショ♪
昨日の「いちばん会議」城東会場は、１８０人弱の皆さんが来られており、地域への関心の高さが感じられました。
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