活動報告ブログ - 2011年8月

2011年08月26日（金）

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森林組合

皆さん、こんにちは。

　本日は、篠山市森林組合の通常総代会にお招きいただきました。

　篠山市森林組合は、多紀郡4町の森林組合が合併して発足し、今年で13年目。

　国・県・市や森林総合研究所、兵庫みどり公社、等々の各種制度、事業を活用して、毎年200ha～300haの間伐等を実施され、市内山林の保護育成にご尽力いただいております。

　今年は、冒頭挨拶の中で、加藤組合長が次のような懸念を紹介されました。

【平成21年12月に「10年後の木材自給率50％以上を目指す」として、国では『森林・林業再生プラン』が策定されました。

　当初は、大変期待をしたのですが、徐々にその内容が明らかになるにつれて、当組合にとっては、極めて厳しい状況となることが見えてきました。

　と、言うのは、今後間伐を実施できる対象林分は、

① 1団地5ha以上の人工林　

② 1ha当たり10㎥以上の木材搬出が必要

　となり、従前は、ほぼ市内全域が間伐対象になっていましたが、今後、地区によっては、対象区域から除外されることも予想されます。

　それらの対応として、集約化や木材の搬出コスト削減のための路網整備、機械化等々に取り組まなければなりません。

　このように23年度は、一部新制度での事業化であり、組合経営の前途は全く予想がつかない状況です。】

　と。

　現政権政策の特徴ともいえる、「最初の話と違うがな」が、ここでも表れてきたように思います。　

　兵庫県では、森林管理100％作戦として、人工林のうち間伐が必要な45年生以下のスギ・ヒノキ林について、市町と連携して公的資金での管理により、間伐実施率100％を目指して事業展開中です。

　が、ここにしわ寄せが来るのではないかと危惧しています。

　因みに私は、今年、議長より御推薦をいただき、兵庫みどり公社の顧問を務めさせていただくことになりました。

　夜は神戸にて『県庁篠山会』に出席。

　市長は入院中のため、無理でしたが、平野副市長、河南市議会議長はじめ、市の幹部の方々にも大勢ご参加いただき、伊藤県民局長にもご出席いただきました。

　締めの『デカンショ節』まで、おおいに盛り上がりました。