昭和縁日
皆さん、今日は。
縁日を引きますと『神社や寺で、祭りや供養をする日』と、あります。昭和３０年代の縁日の賑わいを再現する『西町昭和縁日』が、昨日行われました。
このイベントは、今年で４年目。会場となっている上西町・下西町界隈は、市の「街並み環境整備事業」で、古い町並みに合うよう道路が美装化され、昭和の商店街の姿が色濃く残っています。特段、大掛りな事をしなくても、各家の軒下に風鈴を吊るし、床机を置き、通りにレトロカーを数台停めれば、それだけで十分「当時にタイムスリップ」します。
昨夕は、町内のお年をめされた方々も、青年時代が蘇ったように活き活きと、イベントを楽しんでおられました。
４年前、このイベントを立ち上げるにあたって、町内の一軒一軒に協力のお願いに頭を下げて回られた、実行委員長の姿を思い出します。当時私も「まちづくり篠山」の役員として、お手伝いさせて頂きましたが、当初は、高齢化が進んだ町内会に出来るだけ負担がかからないようにと、数名の町内有志と「まちづくり篠山」で企画・準備・開催を手がけました。
昨日、訪ねますと実行委員会を中心に地域の皆さん総出で関わり、完全に「地域のイベント」になっておりました。
【井上実行委員長と】
篠山小学校区は、城下町地区ですが高齢化率は３３％弱と市内でも高い方で、とりわけ上西町地区はそれを大幅に上回っております。近年は、自治会活動にも支障が出てきており、今年度中を目途に、下西町と統合される様です。
篠山小学校区には、この西町の様に、上・下に分かれている町が他に、上・下河原町、上・下立町、上・下二階町とありますが、地理的に京都に近い方が『上』となっています。
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