地域力
皆さん、今日は。
本日は、県議会産業労働常任委員会の一行が、管内調査で丹波入りをされました。地元議員として、同行させて頂きました。
現地調査として、丹波竜発掘現場を視察いたしましたが、折しも地元山南町上久下地区の皆さんが、炎天下で恐竜モニュメントを製作しておられました。
「発掘現場が分かりにくい」と言う訪問者の声を受けて、沿道を走る車や列車の車窓からも見えるようにと、とても大きな作品になる様です。
山から切り出した木を製材して、等身大の恐竜を地元の皆さんが、ほぼ毎日ボランティアで制作しておられます。県民局のパワーアップ事業の助成も受けておられますが、はるかに多くの資金がかかっているようです。恐竜に懸ける思いを動力源に頑張っておられました。
本当に暑いなかで、地域の熱さを感じました。この勢いですと、丹波竜は火を噴くドラゴン（龍）にまで成長して、天高く昇って行くような気がします。
丹波管内産業労働関係で、ちょっと面白い数字を紹介しますと、工業統計で丹波管内の事業所数（従業員４人以上）は、丹波市２８７・篠山市１４７で、丹波市のほうが倍近いですが、製造出荷額等を見ますと、丹波市194,924（百万円）・篠山市230,528（百万円）となって篠山市のほうが多くなっております。篠山市の事業所の製造効率が特段高いわけではありません。この数字を持ち上げているのは、篠山市にある某外資大手1社の力です。これも一つの地域力です。
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