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活動報告ブログ - 2008年7月

2008年07月10日(木)

基本協定締結

皆さん、今日は。
 7月14日(月)午後2時から兵庫県公館にて、兵庫医科大学、篠山市及び立会人の兵庫県の3者で『兵庫医科大学篠山病院の運営と整備に係る基本協定』の締結調印式が行われます。
 二転三転しましたが、ようやくここに至りました。協定の主な内容としては、

病院の位置づけ
 篠山病院は市の中核的な病院として運営・整備し、地域全体の医療提供体制の向上に寄与するよう努める。
病院の整備・運営
 篠山病院の建物は老朽化しているため、兵庫医科大学が、篠山市等の補助をうけ、速やかに病院の新築に着手する。また、病院の運営に当たっては、篠山市が運営費の一部を補助する。
診療体制
 篠山病院においては、内科、外科、整形外科、リハビリテーション科、産婦人科、小児科、放射線科及び麻酔科の存続と充実に努める。
救急医療体制 
 兵庫医科大学は篠山病院において、篠山市の24時間365日の救急医療体制の中で、可能な範囲で最大限の負担を負い、中核的な役割を担うべく努める。
協定期間
 協定締結の日から10年間とし、その後は、医療情勢の変化等を踏まえ、県の立会いのもと市と兵庫医科大学とで協議のうえ、決定する。

 等々となっております。

 昨日、丹波の森公苑で開催されました『丹波地域づくり懇話会』の席上、井戸知事も「兵庫医大篠山病院が存続になった事で、ある意味篠山市域では、医師不足による不安は随分解消された」と仰いました。

 さて、この『丹波地域づくり懇話会』ですが、井戸知事と篠山・丹波両市長、両議長が揃って意見交換をする場として、毎年開かれております。
 今回は、行革プラン2次素案が出ましたから、その件についての発言もありました。酒井市長からは、「農業改良普及センター」の篠山存置の要望を出されておりました。この件については、まだ素案ですのでこう言った意見を聞き検討されます。
 また、交響ホール移譲に関して「県が改修して移譲する」と知事が意向を示されました。交響ホールに関しては、現在も市への無償貸与ですので改修費不足による「閉鎖」よりは随分いいと思います。ただ、移譲にあたっては、現実的に交響ホール用駐車場となっている『三の丸広場』の併設移譲をお願いしたいと思います。
 『三の丸広場』は、旧鳳鳴高校グランドで県の所有となっております。所有者が違う事もあって、隣接する篠山中学校跡地との連続した有効活用も現実出来ません。
 史跡内ですので、色々な縛りがあり県が所有していてもあまり利用価値もありません。
 昨日、知事にも提案しましたが、県も市も行革の中で、建物や人的資源等々は「相互乗り入れ」「相乗り」等々の有効利用を促進すべきと思います。

 14日の調印式には出席したかったのですが、管外調査のため行く事が出来ません。残念。 

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