新行革プラン
皆さん、今日は。
昨日『新行財政構造改革推進方策〔新行革プラン〕企画部会案(第二次案)』が出され、当局より説明がありました。
当初の予定では、5月頃に第2次案の取りまとめをして、6月頃から県議会「行財政構造改革調査特別委員会」の調査・審議 となっておりましたが、遅れておりました。
新行革プランは、昨年8月2日付け神戸新聞に『丹波県民局廃止』と言う見出しでの『企画部会案(第1次案)』掲載で、一気に市民の皆さんの関心事になりました。
第一次案では、丹波県民局は廃止、新たに阪神丹波県民局が尼崎市におかれ、現丹波県民局は丹波支局となり、さらに篠山分室は廃止と言うものでした。
この案に関しては、地元からの存続要望も強く、私も一般質問等で『存続』を強く求めました。県民局統廃合の対象となった他地域でも、同様の動きがありました。
結果として、この件に関して第二次案では、本局組織の抜本的な簡素・合理化をしたうえで、現10県民局は存置となっております。
では、篠山の総合庁舎はどうなっているのか。現行篠山庁舎には「分室」「福祉事務所」「農業改良普及センター」「土地改良事務所」「土木事務所」「教育事務所」があります。簡潔に書くと、第2次案では、原則圏域1事務所に統合と言う事で「丹波土地改良事務所(柏原と篠山を統合)」「丹波教育事務所」が篠山市に設置。「分室」は廃止。「福祉事務所」は本局に統合して、篠山域は市保健センター等内に「保健支援センター」を設置。「普及センター」も本局に統合して、篠山域はJA営農指導センター等内に「地域普及所」を設置。「土木事務所」も本局統合、篠山域は「道路パトロール業務所」の設置。となっております。あくまでも、企画部会案ですので、この通りになるとは限りません。
これからこの2次案をたたき台にして議会で論議されます。行革の中で、「何でもかんでも残せ」と言うのは無理があります。1次案では、圏域行政が2市しかないと言う事で「廃止」となっていた丹波県民局です。
今度は、2市と言う事を逆に活かして、圏域内で「県」「市」ともに行革を推進出来るよう、意思疎通を密にして業務の精査等を行い、また、お互いに施設や職員を「相互乗り入れ、相乗り」で効率的かつ有効に使える手立てを考えるべきと思います。
行革と言うダイエットで贅肉は落としても、筋肉を落としては元も子もないですから。