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難問 | 小西隆紀(こにしたかのり)兵庫県議会議員 公式サイト
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活動報告ブログ - 2008年5月

2008年05月02日(金)

難問

皆さん、今日は。
 一昨日の神戸新聞丹波版に、兵庫医大篠山病院存続問題に関して「県3億円上積み提案 公的負担市に4億円増要望」とありました。これは、4月30日に行われた地域医療三者会議で、「公的負担上積みにより存続」と言う、医大側からの提案に対しての兵庫県の調整案です。
 篠山市としては、過去数回にわたる「三者会議」において、「存続」のための公的支援を度々増額してきており、今回の県案の「さらに4億円追加」は、とても厳しいものです。4億円の出所を合併特例債の活用として、交付税措置による実質負担軽減としていますが、借金の額は増えるわけで、市民としては、「病院は存続してもらわなければならないし、どれだけ積んだら・・・」との不安の声も多くあります。
 また、県としても、前回の「三者会議」時よりも3億円を上積みしていますし、県下各地とのバランスもあります。
 しかしながら、いよいよ最終局面に至っております。この問題に関しては、「市民の命を守る」篠山市の地域医療確保のため、覚悟をきめて取り組んでいきます。
 昨日は午前中神戸で、午後は病院問題の打ち合わせに市役所に行きましたが、まだ議会が終了していなかったので、新市議会をのぞかせてもらいました。傍聴席に入ってすぐ、議長席の足立新議長と目が合いました。「やるで、まかしとけ」という気合が込められておりました。
 昨夜は、予定が入っておりませんでしたから、服を着替えて散歩に行こうかと思っていたところ、火事発生のサイレンがけたたましく鳴りました。私は、現役の消防団です。自転車で詰所まで走り、すでにスタンバイOKの消防車に乗り組んで現場に駆けつけました。わが部がほぼ1番乗り。現場は、木造平屋と倉庫が延焼中。筒先を持って放水始め。炎がすぐそこなので熱との闘いです。近隣に延焼の恐れがあったため、近所の住民さんが、私に半分焼けている倉庫の中へ「入って消してくれ」と仰る。いくらなんでも、防火服も着ていない私が入ったら、結果は想像できる。そうこうしている間に、消防本部が来たので、筒先を代わって倉庫の中に入ってもらいました。
 田舎ではよくある、かやぶき屋根をトタン様で覆いかぶせてしまっている構造だったので、蒸し焼きの様な状態で、なかなか鎮火せずに全焼させてしまいました。怪我人等はありませんでしたが、火事はすべてを燃やします。
 田舎に残る者の務めである消防団。現場での使命感はありますが、被災された方の事を思うと気が重いです。

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