活動報告ブログ - 2011年11月

2011年11月15日（火）

• 「活動報告ブログ」
• 「議会活動」

文教常任委員会管外調査②

続きです。

東京都立日比谷高等学校　

　戦前から、名を馳せる超有名進学校で、井戸知事の母校。

　昭和42年に都立高校の生徒の学力が平均化するように、生徒を振り分ける学校群制度が導入されると、都立高校の地盤が崩れるとともに、日比谷高校も長い低迷期に突入しました。

　しかし、平成13年9月、東京都教育委員会が組織的・計画的に進学対策を推進する都立高校として、日比谷高校を進学指導重点校に指定。

　都教委の重点的な支援を受け、現在、伝統的な公立進学校として、飛躍的な成果を打出しています。

　その秘訣を探り、本県の公立高校の学力向上に向けた今後の施策の参考にすべく、行ってきました。

　が、平野副校長先生の概要説明で、まず、圧倒されました。

　説明終了後には、委員から思わず拍手が出るほどです。

　お話の内容を長々と書けませんので、『平成23年度都立日比谷高等学校(全日制課程)学校経営計画』から、「目指す学校像」を紹介しておきます。

目指す学校像

　良き伝統と自主・自律の校風を継承・発展させ、生徒一人一人のもつ個性や能力の十分な伸長を図り、二十一世紀を逞しく切り拓くリーダーを育てる。

　また、東京都教育委員会「進学指導重点校」として、意欲と活気に満ち、使命感のある教職員の一致協力した学校運営に努め、都立高校を代表する骨太で重厚な進学校としての充実を図る。

(1)今後の都立高校のあるべき姿を見いだし、保護者・都民の期待に応えることができる魅力ある質の高い進学校として、生徒・保護者・地域・都民等、広く社会に開かれた教育活動を実践する。

(2)学校週5日制のもと、自校の課題を明確にし、全人教育の視点に立った進学重視の教育課程を編成し、実践する。

(3)生徒と保護者、都民への信頼に応えるための教職員の意識変革を一層進める。

　(3)だけでも、先生方の雰囲気が、相当伝わると思います。凄かった。

　因みに日比谷高校では、事務長は、“経営企画室長”の肩書です。