奥山
皆さん、今日は。
昨日は、奥山地区の『山王祭』にお招き頂きました。奥山地区は、篠山市最東部に位置し京都府京丹波町に隣接する、わずか7戸の集落です。
公民館に地区の皆さんが集合され『山王祭』の宴が行われました。7戸の小さな集落ですので、皆さん家族の様な関係で、一家団欒の席にお招き頂いたような気がしました。
奥山地区出身の先輩から、色々とお話も伺っておりましたし、昨年の選挙の折には、度々お邪魔した地域です。一度ゆっくり、地区の方々とお話をしたいと思っておりましたので、いい機会を設けて頂いたと感謝しております。
お話のなかで、「小さな自治会を今後どのように運営していけばいいのか」と言う、大きな問題定義を頂きました。篠山市内には261の自治会があります。数百戸と言うところから、ほんの数戸と言うところまであり、自治会長以下役職はどこも同じだけあります。自治会長・副会長・会計・体育部長・衛生部長・交通班長・人権推進委員等々。その他に神社・寺関係の役員、地区割りの消防団員等。とてもとても、小さな集落では対応できそうにない中、なんとかやりくりをしているという現状です。
周辺自治会との協力システムの構築や機構のスリム化による人的負担の軽減も急務です。市内新興住宅地区との市内間交流等による地域発信も、存続のためには重要かと思います。
地図から消える。自然消滅か集団移転かになる前に、地域の人々の思いを最大限尊重して、覚悟をもって最良をともに考えましよう。