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事務所からのお知らせ

2008年03月22日(土)

平成20年度当初予算案可決

皆さん、今日は。
 昨日、行われました本会議のおいて、平成20年度の兵庫県一般会計等の予算案が、賛成多数で可決されました。
 平成30年度までに1兆2千億円の収支不足を解消する、新行革プランの具体化初年度『兵庫再生元年』と知事が仰る年度の当初予算です。
 一般会計・特別会計・公営企業会計を合わせた、総額3兆4612億円余り。19年度が3兆6057億円余り。前年比4%減。一般会計は1兆9762億円で11年ぶりに2兆円を割り、前年比5.4%減の超緊縮内容となっております。特別会計は1兆2750億円余り。公営企業会計歳入1827億円余り、歳出2099億円余りです。
 人件費では、特別職・一般職が給与・期末手当・退職手当をそれぞれ減額した結果、332億円の削減となっています。因みに議員報酬10%減、議長・副議長の加算額25%減の条例案もこの会期で可決しております。
 県税収入は、19年度当初を169億円下回る7340億円を計上。後期高齢者医療制度等の社会保障関係経費の増、20年度創設される地方再生対策費等の要因を踏まえ、地方交付税と臨時財政対策債を合わせ3475億円計上、前年対比3.6%増となっています。 
 また昨日は、議員提出による『兵庫県政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定の件』3議案の審議も行われました。政務調査費そのものの削減方法や、領収書の添付方法等に違いのある3議案が、共産・緑の風等、公明党、民主党からだされましたが、最大会派の自民党がこの件に関しては慎重姿勢を崩さず、どの案にも同調せず、また、非自民のそれぞれの会派も議案調整が出来なかったので、残念ながら3案すべて否決となりました。しかし、時流ですので、何時までもこのままと言う訳にはいかないと思います。
 

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