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サル(野生動物)害対策合同研修会 | 小西隆紀(こにしたかのり)兵庫県議会議員 公式サイト
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活動報告ブログ - 2008年3月

2008年03月11日(火)

サル(野生動物)害対策合同研修会

皆さん、今日は。
 本日はハートピアセンターで行われた、サル(野生動物)害対策合同研修会に行ってきました。この会は篠山市・丹波県民局・森林動物研修センターの合同開催で行われ、市内関係集落42集落、JA丹波ささやま等の皆さんを対象に、主にサルによる農作物被害についての研修会でした。
 前半は、先般私の一般質問でも触れました、唐辛子等サルが好まない作物の栽培など、猿害対策の実証ほの取り組み事例発表や市内のサル被害情勢についての報告があり、その後、森林動物研究センター森林動物専門員さんによる「市内19集落のサル(野生動物)害実態把握調査結果と防止対策」、同研究員さんにより「集落ぐるみの獣害対策の取り組み」の講演がありました。
 篠山市における有害鳥獣駆除捕獲頭数では、ダントツでシカが多く、平成16年336頭、同17年407頭、同18年392頭、同19年(猟期前)で205頭となっています。それでも、参加者の皆さんの雑談の中では、シカによる被害の多さが話題となっておりました。その他、イノシシは今猟期とても数が少なかった様です。また反対に、アライグマの駆除捕獲頭数は平成15年の3頭から同19年(猟期前)61頭にまで増えているようです。
 サルについては、県下全体でみると保護すべき域で、篠山市においても大きな被害を出してはいますが、駆除捕獲頭数は毎年数頭程度で、本日の研修会でも、駆除よりも住み分けによる被害防止策対策を講じる必要性をお話し頂きました。
 対策として唐辛子等の忌避作物は、サルには効果的でも葉をシカに食べられて、結局育たない等々難しい部分もあり、結局『集落内の餌(くず野菜・放棄果樹等々)をなくす』『集落での居心地を悪くする』がサル対策の原則と言う事で、まず自分の出来る事から始め集落全体での取り組みに発展させる事が決め手だそうです。
 犬猿の仲と言う事もあってか、犬による追い払いも行われています。今は、対象集落内で飼われている家庭犬を訓練して使用している場合が多いですが、個人的には、全国の警察犬訓練所に居る、基本訓練済みの譲渡犬をサル追い犬に転用すれば、短い期間の訓練で立派に働くと思うんですが。

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【サル(野生動物)害対策合同研修会】

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