風景街道
皆さん、今日は。
本日は、朝9時30分より市民センターで開催された「たんば風景街道 デカンショ街道・市民テーブル会議」に、呼んで頂きました。
「日本風景街道」とは、国が提唱する新しい施策で、道を舞台に「文化資源の保存・活用」「美しい国土景観の形成」「地域活性化」「観光振興」等を目指し、地域の自主性に基づく多様な主体の協働により、国民的な運動として展開したいと推進されているものです。
丹波地域では、平成19年11月「デカンショ街道R372」「水分かれ街道R175」「丹波の森街道R176~県道~R427」が「たんば三街道」の名で日本風景街道の指定を受けました。
今回は、「デカンショ街道」沿線の篠山市内対象地域(今田・古市・城南・八上・日置・福住の6校区)の市民が一同にテーブルにつき、道を軸とした地域づくりを考えるというものでした。
4つのテーブルに分かれて意見交換が行われ、その内容についての発表後、それを踏まえてテーブルサポーターが、これからのたんば風景街道について、トーク・セッションを行われました。
街道周辺の歴史から、沿道地区の特徴や違い、問題点等様々な意見が出されました。道の持つ機能として単に車を効率的に走らせるための道路から、各々地域の顔が見える、地域の息遣いが感じられる伝道への可能性が見えてきました。
道と言えば、鉄道もあります。昨日、本日とJR篠山口駅周辺で「駅周辺の活性化と“人のつながり”を広げる」社会実験的なイベントが開催されました。関学の学生さんと市・商工会・市民・高校生等が、県の丹波地域活性化集客支援事業の助成を受けて実施されました。駅の多様な使い方の模索と言うところですが、分析レポートも出るそうなので、新しい発見を期待しています。
夜は、篠山市議会会派「共生ネットの会」の市政報告会に聴衆として行かせて頂きました。会の前半は、関西沖縄文庫の方々による『沖縄民謡』のコンサートが行われ、後半に市政報告と質疑が行われました。
市政報告では、「篠山市の財政は厳しいが、夕張の様にはならない」との発言に対して、会場から「具体的な数字を持って根拠を示せ」と言うような厳しい質問も出ていました。また、60名を超す退職者が出た市役所や、半数以上が新人になるであろう市議会に対する不安の声も上がっていました。