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活動報告ブログ - 2008年2月

2008年02月02日(土)

餃子ショック

皆さん、今日は。
 一昨日、昨日は管内調査で、西播、中播地域に行って来ました。一昨日は西播地域で、篠山とは対極に当たる兵庫県最西端地域の管内調査でした。篠山市民の方にとっては、あまり馴染のない地域ではないでしょうか。
 宍粟市では、葛根生産森林組合の現地視察を行いました。組合員96名、組合と自治会がほぼ同一組織で、春秋の年2回、組合員全員の従事義務が基本。また、数人の組合員が年間雇用となっています。収支では、価格低迷の中、年間1200万円弱の余剰金を生んでいるようです。
 赤穂では、兵庫県社会福祉事業団赤穂精華園のとうふ工房『ほのか』にて、障がい者の就労選択肢としての「農」との関係づくり、岡山との県境にあたる福浦地区の彼岸花を中心とした「ふるさと風景づくり」の模様や海岸保全施設整備事業の視察を行いました。この福浦地区は昭和38年以前は岡山県だったそうです。
 旧安富町では、新山村振興等農林漁業特別対策事業(国:元気な地域づくり交付金)による『ゆず』の加工販売施設、神河町の同事業による「女性・若者等活動促進施設」や地域の水車を復元し利用する「ふるさと水と土ふれあい事業」の様子などを視察しました。
 神河町野村地区女性会の皆さんが作られた「餅麦おはぎ」は、大変美味しかったです。
 食べ物と言えば「冷凍餃子中毒事件」は世間に衝撃を与えました。以前から、事有る度に、危険性を指摘されていながら、たいして変化のない我が国の中国への食糧依存の実態も明らかになり、これまた衝撃を与えました。
 発生が兵庫県高砂市と言う事で、本庁にも問い合わせが多くあった様ですが、柏原健康福祉事務所(保健所)に尋ねたところ、昨日の夕方現在では「管内では健康被害はなく、商品の問い合わせが数件であった」と言う事でした。篠山市内では、該当商品を扱っていた店舗が1件あったようですが、すでに回収されております。
 やはり、食料問題は「国家安全保障」の要です。国産を供給できる「国土の保全」=「地方の保全」。なにかあった時、「残っててよかった故郷」か「残しててよかった故郷」か。

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【農林水産常任委員会管内調査】

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