地域医療
皆さん、今日は。
今日は、定例県議会会期中ですが休会日でしたので、本日行われました篠山市議会の傍聴に午前中行かせて頂きました。
日程では、代表質問「兵庫医科大学との基本協定について」となっており、双方の見解を聞くいい機会だと思って傍聴しました。市議会は、何回か傍聴いたしましたが、今回は、傍聴者がいつもよりやや多かった様な気もしましたし、やはり地域医療問題で関心が高いのか丹波市の市会議員さんも数名傍聴されておりました。
質問者は青藍会の足立義則議員で、内容は「兵庫医科大学篠山病院の運営と整備に関する基本協定書(案)」について9項目の質問でした。市長の答弁をはじめ、詳しくは後日篠山市のHPにUPされると思います。質問に関しては概ね以下のようでした。
1・運営費及び建設にかかる費用負担で、運営補助1.8億円、第1期工事補助9億円と以前よりUPした理由
2・診療科目等の項目で「存続と充実」と言う表現について、なぜ確約的な表現ではないのか
3・医療従事者の不足した場合の、市の出来る対策について
4・救急医療の他病院との分担体制について
5・兵庫医科大学篠山病院単体の収支決算は存在するのか
6・10年契約期間内の違約条項はあるのか
7・私立病院に対しての公的支援は法的に可能か
8・財政難の中での支援について
9・不調に終わった場合の策はあるのか
市長の答弁を要約すると『今の現状で丹波地域の医療を考えると兵庫医大篠山病院なしでは地域医療の確保が困難である。市民の理解も頂いている。不調になった場合の事は全く考えていない。とにかく最優先で取り組んでいく。』です。もちろん、一つ一つの質問に対しては、お答えになられました。
本日、兵庫医大の教授会が行われています。そこで大方の方向性が出るはずです。
兵庫県も財政難の中、この問題の重要性を鑑み支援を行うのですから実りあるものになってほしいです。