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活動報告ブログ - 2012年3月

2012年03月16日(金)

熊の数

皆さん、こんにちは。

 

 さて、本日は昨日に引き続き 『自民党と各種友好団体との政策懇談会に係る意見交換会』が、行われました。

 

 今日はその中でも、 『兵庫県猟友会』の皆さんとの意見交換会の様子を紹介します。

 

 言うまでもなく、県下大きな課題である 『鳥獣害対策』については、猟友会の皆さんには、大変なご尽力を賜っております。

 

 従前からいただいておりました鳥獣害対策に係る、銃刀法等の課題については、国でもようやく特例措置等がなされる模様で、その点については、一歩前進。

 

 で、今会の話題は、残渣、即ち死骸処理方についての要望。

 

 シカだけでも年間3万頭を超えるその処理については、ほとんどが山に埋められているのが現状です。

 

 今議会での私の一般質問でもその点、少し触れさせていただきました。

 本来はもっと踏み込む予定でしたが、時間の関係で省略した部分があります。

 

 それは、「死骸処理をきちっとしなければ、新たな課題を生むのではないか」という点です。

 

 そのカットした部分とは、概ね以下の様なものです。 

 

【県森林動物研究センターが昨年3月に公表した推計によれば、ツキノワグマの県内推定生息頭数は、1998年の約100頭から2010年には約650頭へと、わずか12年間で6倍以上に増加しました。(兵庫県のツキノワグマは、昨年、レッドデータブックAランクからBランクに改訂されました)

 他にも要因はあるかもしれませんが、捕獲され山に埋められるシカ肉がクマの貴重なタンパク源になり、死亡率の低下と繁殖率の向上をもたらしたのかもしれません。

 シカの平均体重を30㎏とすると、30㎏×30,000頭で年間900tものシカ肉が山に還元されていることになります。

 毎年、自然界の処理能力を超えて山に還元されるシカ肉が他の野生動物の急増や新たな環境問題を引き起こし、生態系を破壊する恐れも否定できないのではないかと、私は懸念しています。】

 と、いうものです。

 

 今日の意見交換会で、この点について猟友会の皆さんに意見をお伺いしますと、皆さん、異口同音に「その通りだ」と仰いました。

 

 現場を熟知される皆さんによると、「熊の数は、公表以上にもっと増えている」とのこと。

 また、「罠にかかった熊を見ても、まるまると太り、栄養状態がすこぶる良い」とのこと。

 

 これは、やはり、新たな課題出現の兆しか。

 

 

 

 


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