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活動報告ブログ - 2010年5月

2010年05月25日(火)

大雨

皆さん、こんにちは。
 昨日は、ほぼ一日防災服で過ごしました。
 梅雨末期を思わせる様な雨の降り方でした。県災害対策課発表の23日~24日累積降雨量によると、篠山市後川が188.5㍉で県内トップ3に入っております。

 本庁では、24日3:40に災害警戒本部、丹波県民局では、同6:05に災害警戒地方本部、篠山市では同9:30に災害対策本部がそれぞれ設置されました。
 市内の被害状況は、人的被害:0、住家被害:床下浸水1棟、河川では、今田町本荘の東条川が約10mにわたり堤防崩落、付近住民3世帯10人が自主避難されました。この他にも住山公民館や今田公民館でも被害が出ています。
 交通機関等では、県道篠山山南線の川代区間や三田篠山線の母子~小枕奥間、高速道路の三田西~丹南篠山口間が通行止め、JRも篠山口~下滝間が昼前まで運転見合わせと、各方面に影響が出ました。

 雨の降り方が、ここ数年変わってきております。
 兵庫県では、昨年の台風9号等による被害を受け、『山地防災・土砂災害対策緊急5箇年計画(H21~25)』を立ち上げ現在進めています。
 “コンクリートから人へ”と言いますが、治山、治水等では、今回もコンクリートが人を守っています。
 また、過日、兵庫県地震被害想定結果が発表されましたが、それによると、篠山市でも地震によっては最大震度6強とされています。勿論想定以上の地震が発生すればさらに上がります。
 こう言ったことを考えますと、耐震等々も含め『しておかなければならないことは、しなければならない』と、言うことです。

 で、もし、篠山市内で大災害が起こってしまったら、その時には、陸上自衛隊青野原駐屯地の皆さんにも助けていただかねばなりません。
 23日は、その青野ケ原駐屯地創設34周年記念行事に参加してきました。あいにくの雨でしたが、雨に濡れながらも整然と行われる観閲式を見ておりますと、「この仕事に天候は関係ない」と言う当たり前のことを、再認識するとともに、さらに頭の下がる思いでした。

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