山家の猿
皆さん、今日は。
昨日の朝、ある方から電話がかかってきました。「猿が出て、かなんねや」「いっぺん見に来てもらえへんやろか」・・・ここ何週間、平日は神戸通いでしたが、昨日は丁度時間もありましたから、早速、約束の場所へ向かいました。
８０才を超えておられるその方の案内で、田圃、畑、山裾の栗の被害の跡等を見て回りながら、色々お話を聞かせて頂きました。「作っても作っても、荒らされる」「絶滅するまで駆除してくれ」と。それほど困っておられます。「昔やったら、若いもんが追い払いよったが、わしらではあかんわ」と。「ここの集落も、昔は賑やかやったけど、今は、４軒になってしもた」と。「どの家にも立派なせがれが居るけど、誰も帰ってこーへん」と。「親の面倒を子が看んと、誰が看るんや」と。・・・なかなか深いお話でした。鳥獣被害対策、担い手対策は特に、農林水産常任委員として力を入れたいと思います。
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