活動報告ブログ - 2012年3月

2012年03月27日（火）

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サギの大木、散髪

皆さん、こんにちは。

　河原町の県道沿いに、大きなムクノ木があります。

　この大木、毎年春から夏にかけて100羽近いサギ類が営巣し、周辺住民は、その糞尿の悪臭や夜通し続く鳴き声に、長年悩まされてきました。

　以前から自治会等が、ロケット花火等々で追い払いを試みられましたが、大した効果もなく、また、放水等も検討されましたが、諸般の事情で出来ずじまい。

　特に梅雨時の悪臭は、耐えがたいとのことで、「なんとかならんもんかな」と、自治会長さん等から、私も相談を受けておりました。

　今年も手をこまねいていると繁殖期に突入してしまい、鳥獣保護法等の関係で、また、手も足も出せなくなります。

　で、昨年から丹波土木事務所にお願いして、タイミングを見計らって、枝をバッサリやっていただくことになりました。

　と言うことで、この冬の間に数回に分けてバッサリやっていただきました。

　バッサリやっていただいた後を見ると、なんとも無残な姿に見えますが、サギやカワウの集団営巣により、『その凄まじい糞尿によって、木はもちろん林全体が枯れてしまった』という事例が全国にあることを考えますと、今回の処置は、このムクノ木にとっても、良かったのではないかと思います。

　また、“名木の散髪”という丹波土木事務所の英断には、自治会の皆さんも大変喜んで、感謝されていました。

　しかし、サギ自体をどうこうしたわけではありませんので、また適当な集団営巣地を見つけては、その近隣で同じような問題を起こすのではないかと懸念されます。

　今回は県道際と言うことや、県の管理河川との関係もあって、丹波土木事務所に作業をお願いしましたが、新たな集団営巣地が、民地等々と言うことになると、残念ながら同じようにはいきません。

　その新たな集団営巣地が、宅地近隣でないことを祈るばかりです。