食品衛生の日
皆さん、今日は。
先般、大阪でO-157による痛ましい事故が起こっております。
私は、食品衛生指導員と言う事もやっております。食品衛生指導員とは、養成講習会を受講し(社)兵庫県食品衛生協会長の委嘱を受けて就任し、施設の巡回指導や許可申請等に関する相談事業に従事しています。8月は食品衛生月間になっており、また、毎月10日は食品衛生の日でもあります。本日、篠山健康福祉事務所の田淵衛生課長、私、他の指導員さんの計3名で担当地区の施設を巡回してまいりました。本日は、指導の他にカンピロバクターによる食中毒防止啓発も行いました。
カンピロバクターは、少しの菌でも食中毒を起こす病原菌です。平成18年の食中毒発生状況(全国)によると総事件数1491件のうち416件(27.9%)がカンピロバクターが病因物質で、ノロウイルス(489件)に次ぐ第2位の多さです。暑さ厳しいこの季節、食中毒防止の清潔、迅速、加熱・冷却の3原則を家庭でもしっかり守ってください。
ところで、本日の巡回指導中、ある施設での雑談の中で、農作物の鹿害についてのお話を聞く事が出来ました。鹿害等については、農政の重要課題であり色々とやられておりますが、外来生物も含め、駆除後の資源化、更なる商品化等を進めていきたいと思います。