- 2010年05月15日(土)
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- 「活動報告ブログ」
ささやま医療センター
皆さん、こんにちは。
本日、五月晴れの下、兵庫医科大学『ささやま医療センター』竣工祝賀会が開かれました。
【晴天の下、新病棟】
県議になって最初の大問題はこの病院の存続問題。市長も私も、ある意味政治生命を賭けての取り組みでした。
内覧会で真新しい病棟、病室、手術室等々の施設・設備を見学させていただくと、実に感慨深いものがありました。
【手術室と病室】
【MRI室等】
振り返りますと、県議として、この3年間は、兵庫医大篠山病院存続問題から始まり、厳しい財政状況の中で、県民局存続問題、分校存続問題、田園交響ホール存続問題など、“残す”仕事ばかりが先行していたように思います。これからは……
篠山は、命の源である“食物”の生産地。農都宣言にもみられるように、農業を基幹産業としています。また、篠山には、その命(人)をより豊かにする“自然”や“伝統文化”があります。
今日、命の源を産み出し、より豊かに育む篠山の地に、その命を守る拠点が、新しく生まれました。
“命を育て、より豊かにし、しっかりと守れる”この環境。これを活かし伸ばしていくと、その先には、きっと人が集まってくる。
今日の青空を見ておりますと、すこぶる希望を感じました。
市民も、行政も、“残ってよかった”“後は勝手にやっといて”で終わるのではなく、“残ったものの価値・意味”をみんなが責任をもって、しっかり活かす。
これからが本当の仕事です。本当に残さなければならないものは、“人を残す”。“伝統文化を残す”。“ふるさとを残す”。
誰にか?私たちの子孫にです。
『行動は明日のために~力強いふるさとづくり~』