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活動報告ブログ - 2010年4月

2010年04月30日(金)

見方色々2

皆さん、こんにちは。
 本日、文科省は、高校無償化の対象となる外国人学校名を告示しました。内訳は、民族系学校14校と多国籍の生徒が在籍するインターナショナルスクール17校の計31校で、兵庫県内では、カナディアン・アカデミイ、マリスト・ブラザーズ・インターナショナル・スクールが入っております。
 高校無償化法は先月31日、可決、成立し、今月1日に公布された文部科学省令での外国人学校への対応については、①本国などによる公的確認、②国際的評価機関による認定、③今後文科省が定める検討の場の結果、これらを経て、文部科学大臣が「高等学校に類する課程」かどうかを見極めたうえ、対象に含めるか否か判断するとしています。
 で、論議の対象となっている、朝鮮学校は③扱いになり、文科省は「検討の場を設けて基準を策定したうえで8月ごろ結論を出す」としています。さらに、「現在、学校制度論の専門家を選考中。少なくとも1回目の会合は5月に開きたい」との川端大臣の弁も報道されています。

 上記のような状況下も鑑み、昨日おこなわれた神戸朝鮮高級学校の公開授業に行ってきました。
 私は、普段からブルーリボンを付けております。昨日も付けて行きました。これはある意味、私からのメッセージでもあります。
 学校関係者によると、韓国籍の学生も多数在籍しており、’80年代以降、教育内容は大きく変わったということでした。
 率直なところ、日本の高校風景とさほど変わらないものでした。例の肖像画と校内で使われる言葉を除いては。

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【黄 校長先生との意見交換会】

 先月起こった韓国軍艦沈没事件については、当たり前ですが韓国と北朝鮮では主張が正反対です。立ち位置が違えば見方も違う。
 この立ち位置を導き出すのが教育です。この学校の教育が日朝の懸け橋となるべく、真にバランスの取れた位置に導いているかが重要です。この点で③扱いとなるのでしょう。
 本来これは朝鮮学校に限らず、すべての外国人学校において言えることでもありますが。

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