- 2010年04月17日(土)
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- 「活動報告ブログ」
篠山市出資法人経営審査委員会
皆さん、こんにちは。
昨年10月に設置された市長の諮問機関、篠山市出資法人経営審査委員会が15日、『(株)夢こんだの経営審査に関する中間答申』を市長に提出されました。
“夢こんだ”が経営する“こんだ薬師温泉「ぬくもりの郷」”は、かけ流しで、施設も充実しており、20年度の入湯者数26万人。21年度22万人。新型インフルエンザ等の影響で減少はしたものの、依然20万人を超える人々が訪れています。私も結構利用していますし、“夢こんだ”の総会には毎年お招きいただいております。
以前この活動報告でも、『3期4期の設備投資等が影響して、次期繰越損失は以前高額となっております。』と、紹介したことがありますが、この部分が経営を圧迫し諮問に至ったと思われます。
今回の諮問における重要な審議事項として、①経営状況悪化の原因②責任の所在③市の執るべき今後の指導や支援など が挙げられております。
この中間答申を見せていただきましたが、上記の3点について、的確に鋭く指摘されております。
特に②責任の所在については、当然ながら『経営陣にある』としながらも、市、市議会、監査委員会についても、その道義的責任も含み指摘されています。
この中間答申からは、8名の委員の皆さんが、それぞれの専門知識を大いに活かされ、真摯に課題に取り組まれたことがうかがえ、大いに敬意を表するものです。
『今回の中間答申を受けて、関係者の方々が積極的に取り組まれることにより、(株)夢こんだの経営改善が着実に推進されることを切に願っている。』との中川委員長はじめ委員各位の思いが実をなすよう私も応援していきたいと思います。