活動報告ブログ - 2012年11月

2012年11月17日（土）

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培根達枝

皆さん、こんにちは。

　本日午前中は、篠山小学校の学習発表会を参観。
　幼稚園や低学年の子供たちの一生懸命の演技に思わず微笑み、中・高学年の発表には、感心させられたり、感動させられたり。
　

　午後は、そのまま講堂で行われた『篠山小学校 創立140周年記念式典』に出席しました。

　表題の『培根達枝』とは、篠山小学校内にある石碑の言葉です。
　明治8年当時の校長先生が、朱子学の言葉 『建学立志以培基根以達其支（学を建て以ってその根をその枝に達す）』からとられました。
　子供たちを木に例え、学問をすることでしっかりと根を張り、枝の先々まで栄養を送り、立派に成長するようにとの願いが込められています。
　今も脈々とこの思いは継承され、全国的にも珍しい城跡内立地や、漢詩からとられた漢字一字の学級名等々、周辺環境や独自性を活かした教育が展開されています。

　私も卒業生の一人。
　私が1年生の時、創立100周年記念式典をしたのを覚えております。
　あれから40年。校舎は昔のままです。
　祝辞の機会をいただきましたので、『世代を超えた共通の空間』でこそ共有できる“伝説”のようなお話を織り交ぜながら、歴史を重ねることの大切さを話させてもらいました。

　篠山小学校の校歌に、『御国を負わん 身にあれば』という一節があります。
　この言葉通り、いかなる職に就こうとも、一人ひとりが国を支えているとの思いと、自分もその一人であるとの誇りをもてる人に育ってほしいと思います。