建設常任委員会 管内調査 阪神地区 第1日目
皆さん、こんにちは。
21日・22日の2日間は、建設常任委員会の管内調査です。
調査先は阪神地区。
まず、長田区にある神戸西庁舎にて神戸県民局管内概要や所管の県土関係概要等々の説明を受け、質疑応答。
道路・港湾については政令市である神戸市の管理となりますので、県の土木関係はおもに河川管理や治山・砂防ということになります。
で、現場での調査は河川、都賀川。
この川で平成20年7月28日に発生した水難事故は、記憶にも新しいと思います。
急激な増水で小学生2人、保育園児1人を含む5人が激流にのまれ犠牲となりました。
都賀川は、昭和50年代から官民一体となって親水施設や魚道整備等を推進し、阪神大震災以降は、緊急用水確保施設整備も加え、親水施設等もさらに充実されました。
このように河川そのものが親水施設として住民に親しまれてきましたが、この事故の発生により、それまで想定されていなかった大きな危険の存在が明らかになりました。
六甲山からの急峻な流れはわずか数分で激流と化すため、河川利用者が如何に迅速に、かつ、的確に安全確保の判断をできるようにするかが課題となり、その対策として・増水警報システム・注意喚起看板・横断幕・電光掲示板等が設置されました。
然しながら、本年7月再び、あわや事故とうい事案が発生し、これを受け新たに急増水の周知と避難の妨げとなる行為(BBQ等)の自粛要請掲示の取り付け等の対策が取られましたが、やはり、事故を繰り返さないためには、利用者自身がこれらをしっかり活用し、素早い状況判断に努めてもらわなければなりません。
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阪神南県民局管内に移り、企業庁関係の埋め立て地『潮芦屋地区』の分譲状況や『新西宮ヨットハーバー(株)』の現状等の調査を行いました。
潮芦屋(南芦屋浜地区)の分譲地では、一区画70坪ほど建物込での平均価格は約6000万円也。
それでも、ぼちぼち売れてます。
さらに、ヨットハーバーでは、年間係留費200万円。そこには、1隻ン億円するクルーザーも。
海には600隻が係留可能。現在契約率は6割5分とか。
聞くところによると、業界の浮き沈みの影響で、年間50隻ほどが入れ替わるそうです。
このヨットハーバーについては、浮き桟橋等、施設の改修計画があります。事業費約16億円。「しっかり見せていただきます」。
山育ちの私にとっては、まァ~縁の無い世界ですから、記念に1枚。
続いて、『尼ロック 集中コントロールセンター』で阪神南県民局管内の概要説明等を受け、施設を見せていただきました。
“尼ロック”とは、尼崎閘門のこと。
この閘門は、日本初の閘門式防潮堤として、昭和30年に完成。現在の閘門は、平成6年と14年にそれぞれ新しくなったものです。
この“尼ロック”によって、尼崎市の海抜0メートル地帯が守られています。
調査1日目の最終調査地は、これまた埋め立て地『尼崎フェニックス事業用地』。
ここでは、太陽光発電計画が進められています。
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