- 2010年04月05日(月)
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- 「活動報告ブログ」
『小西たかのり 県政報告会』2
写真で綴る『小西たかのり県政報告会』続き……
市内各分野で活躍中の7名の皆さんによるリレートーク。
私が県議になってから、どちらかと言うと、病院・県民局・分校・田園交響ホール等々、『残せ、残せ』という仕事の方が多かったと思います。
それはそれで、精一杯取り組まなければならないと思いますが、やはり将来に向かって、本当に残すべきは、『人』だと思います。
『人を残す』。戦後、我が国は、高度経済成長を踏まえ急速に発展しました。篠山からは人が流出し過疎化が進み、加えて少子化で、この現状となっております。
「こんな田舎で農業しとってもあかん。こんな田舎で商売しとってもあかん」いわゆる向都離村。固定化してしまっているこの概念。これでは、人は残るはずがありません。
本当に、今でも「こんな田舎で農業しとってもあかんのか、また、商売しとってもあかんのか?」
県政報告会にお越しいただいた、皆さんに、それを考えてもらおうと、このリレートークを企画いたしました。
トップバッター細川泰貴君
都会育ちながら、親の古里“篠山”で、篠山の農産物を活かした“イタリアンダイニング茜”のオーナー。今や2店舗を展開中。
田舎にチャンスはありませんか?こんな田舎でも、チャンス掴みに来て、しっかり掴んだ人もいます。
市野太郎君
伝統工芸丹波焼の後継者。名前通りの元気者。この伝統工芸が篠山になかったら、この元気な後継者は、篠山に居なかったかもしれません。
この世界に誇れる日本の伝統工芸の産地が篠山にあると言うこと。これは、強みです。この強みを活かそうとして、頑張っている後継者がいること。頼もしいじゃないですか。
井上吉一さん
観光ボランティアで頑張っておられます。グループで、年間1万人もの人々に“篠山自慢”をしていただいております。
九州出身の井上さん。大学時代をこの篠山で過ごされ、数年前に戻ってこられました。篠山には、人を引き付ける魅力があります。そしてまた、人の魅力を引き出し、活躍の場があります。
近藤史さん
井上さんが過ごされた時のように、篠山を「学生の郷(さと)」にしたいと言われました。東雲校も残ることになりました。新しい故郷の概念も育てていきたいと思います。
大内和彦さん
丹波ろうあ協会会長の大内さんには、色々問題提議をしていただきました。健聴者では“わからない”“気づかない”多くを教えていただいております。
田淵真也君
注目されている農業の後継者。それこそ「農業はあかん」で終わらない、また、終われない男です。
中村貴子さん
お母さんも頑張っています。
秋田県に負けるな、篠山っ子。“人・夢つなげ隊 子育て応援室”がんばれ!!
で、いよいよ私の報告ですが、時間がかなりおしてしまいました。
私の3年間の活動については、私に代わり、原県会議長、酒井市長、足立市議会議長が十二分に報告していただきましたので、その分省略……。
フィナーレ。
童謡唱歌の会の皆さんに登壇していただき、西尾昭さんの指揮で会場の皆さんとともに♪《春の小川》♪《朧月夜》♪《故郷》を大合唱。
高橋後援会会長による締めの挨拶へと続きました。
皆さんお帰りになります。
オレンジジャンバー隊総出でお見送り。
田中実行委員長お疲れさまでした。
田園交響ホール・定員800名一杯とはいきませんでしたが、年度初めの土曜日、しかも夜7時開会という、非常に出にくい中にも拘らず、約600名の方にお越しいただくことができました。
オレンジジャンバー隊の熱気、よさこいの情熱、篠山7人の侍トーク、大合唱等々。
今回の報告会は、来ていただいた市民の皆さんに、私のスローガンでもある
“力強いふるさとづくり”“行動は明日の為に”
を実感してもらい、さらに
“明日の篠山に自信と誇りと希望”
を持っていただくことにありました。
後援会の皆さん、実行委員会の中核となって支えていただいた商工会青年部・青年会議所有志の皆さんのおかげで、今回の目的は達成できたと思います。本当にありがとうございました。
今後も“力強いふるさとづくり”にさらに邁進したいと思います。
そして、しっかりとバトンを繋げていきたいと思います。