福住重要伝統的建造物群保存地区選定記念シンポジウム
皆さん、こんにちは。
まず昨日の活動報告から、
昨日は2件。
1つは、県のパワーアップ助成を活用した 大沢駅前活性実行委員会主催の交流事業 『心うきうき板心大学』。
“板心”とは、「いつも心を躍らせる好奇心を持つこと」との仏教用語だそうです。
昨年の7月に開講し、食や健康、文化等の講座が10回程度開かれる予定です。
今回は第7回目の『食・栄養講座 その2』。TV出演も多い 爲後喜光 先生による『おもてなしの心~料理は食べる人が主役~』とする、講話と料理教室。
県の助成が有効に使われている様子、うれしく思いました。
もう1つは、地元自治会役員会の新年会。
私も役員の1人として、毎月の定例会には出来る限り出席するよう努めていますが、色んな意味において心身ともにリセットさせていただいてます。
本日午前中は、『第14回 篠山市新春駅伝大会』の開会式に出席させていただきました。
参加チームは、概ね地区別に17チーム。開会式では、連続10回出場選手の表彰が行われました。
全13,940mを7区に分け、襷をつなぎ、地域の絆へと更に繋げていただきたいと思います。
午後からは、『篠山市福住 重要伝統的建物群保存地区選定記念シンポジウム~歴史的な町並みの保存とまちづくり~』に出席させていただきました。
まず、開会行事に続き、島田敏男 文化庁文化財調査官による 『町並み保存の現状と今後』と題した記念講演を拝聴。
この中で、島田調査官曰く 「重伝建制度で出来ることは、歴史的な町の形を保存・整備することのみ」「制度で町づくりが出来るわけではなく、選定を切っ掛け、もしくは理由として、地区の人々が主体的に取り組むことが大切」「制度に基づいて町並みを残していただければ、後は自由な発想で“まちづくり”に取り組んでいただき、単に町並みが残っているというのではなく、活きている町として、世間から評価されるような町になっていただきたい」と。
続いて 黒田龍二 神戸大学教授による 『福住の建築と町並み』の基調報告が行われ、農村集落と宿場町の両方の特性を併せ持つ福住の町並みについて、大変わかりやすく解説いただきました。
その後、村上裕道 県教委文化財課長をコーディネーターに、パネラーに前述の先生方、市長や地域の方々によるシンポジウムがひらかれました。
今回の福住地区重伝建地区選定は、篠山観光の東玄関口としての福住地区の役割を確固とし、地区発展へ大きな弾みとなることでしょう。
この福住地区から篠山市を西へ抜けていく幹線としてR372があります。
R372沿いには、東から西へと福住地区⇒日置地区⇒八上地区⇒城下町地区⇒古市地区⇒今田立杭地区へと、歴史ある町並みや伝統工芸の里が続きます。
この点と点を選と結ぶ導線をしっかりと整備し、西からの観光客を東まで導き、またその逆に東からの流入を西まで導く。
これは、篠山市観光の質を更に高め、その量の拡大にもつながると思います。
さあ、R372波賀野工区、しっかり取り組みます。
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