- 2010年03月31日(水)
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- 「活動報告ブログ」
各種友好団体との意見交換会
皆さん、こんにちは。
昨日、今日の2日にわたり、自民党県議団と各種友好団体との意見交換会が行われました。
今回の意見交換会は、昨年7月に行われた同意見交換会に出席いただいた50数団体に対して、その折、議員団として預かりましたご意見ご要望等“現場の声”を『どのように来年度施策に予算面も含め反映できたか』という具体的な回答を直接説明するため行われました。
多様な団体構成ですので、財政的な見地から意に沿えない場合もありますが、それぞれの現場の課題を“共有”できたという点については、各団体のみなさん喜んでいただけました。
基本的には、昨年参加された団体が対象ですが、今回初めて参加された団体もいくつかあり、その一つに、兵庫児童養護協会さんがあります。
報道等でも頻繁に目にするように、近年、児童の虐待問題がいっそう増加、深刻化する傾向にあります。
同協会は、そういった状況に置かれた子ども達を保護し、さまざまな取り組みや活動を通して、多くの子ども達が未来に夢を育みながら明るく生活できる支援を行い、子育ての実践を基にした地域での活動拠点としての役割を担っておられます。
わずかな時間でしたが、協会の皆さんから伺いました“現場の声”には、鬼気迫るものを感じました。
“特別な問題”と思いがちですが、そこに至るまでの背景を考えますと、現代の複雑化した社会環境や人間関係等々、社会全体に病巣の一片一片が存在することを改めて意識することができます。それ故に解決に向けては、それほど単純ではないことも容易に想像できます。
手をこまねいていては、一片一片はさらに細分化し奥く深く入り込み、やがて人間社会を崩壊させるかもしれません。