活動報告ブログ - 2013年3月

2013年03月20日（水）

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忘れない 3.11 『I Love Fukushima』

皆さん、こんにちは。

　本日は春分の日。
　「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日。

　さらに彼岸の中日、ご先祖様に感謝する日でもあります。
　私は、午前中に参らせていただきました。

　午後は田園交響ホールで開かれた、『いのちのうた』さん主催の 『忘れない 3.11 「I Love Fukushima」』 に参加させていただきました。
　『いのちのうた』とは、「わたしたちは、障害のある人たちの音楽・アート活動を支援します。 障害のある人や病にある人、そして家族の方々への癒しを提供します。災害に遭われた方々への心の支援をおこないます。」との思いの下、集われた市民団体です。
いのちのうた

　1部では、「いのちのうた」さんが行われている、東日本大震災福島支援活動の報告の他、福島からお越しになった口笛奏者2人組「こまりこ(高木満理子さん・柴田晶子さん)」の演奏、また、全盲のトロンボーン奏者 鈴木加奈子さんの演奏が行われました。
　
　どちらも、心に響く素晴らしいステージでした。

　2部は、福島在住のお二人の講演会。
　まず1人目は、福島県いわき市で「くさの根」というお店をされている、青垣町出身の 新谷尚美さん。
　新築間もない店舗を津波で失い、その後、一旦は実家のある丹波市に避難したものの、再び福島へ。復興を目指し現在に至る日々の様子をお話し下さいました。
　2人目は、いわき市社会福祉協議会の 強口暢子 会長。
　復興について、新谷さんが市民目線だとすれば、どちらかと言うと強口さんからは、行政的目線の少し大きな切り口でのお話を聞くことができました。
　震災から2年が過ぎ、強制避難でいわき市内に越してこられた方と、もともとの市民との間での微妙な感情のズレ等についてもお話しいただきました。
　
　お二人とも、「忘れないで、関心を持ち続てほしい」この点をやはり強調されていました。
　その点でも、本日の取組は大変意義のあるものと、関係各位には心からの敬意を表したいと思います。
　今後とも息の長い活動として続くことを願っております。また、お役にたつようなことがあればお申し付けください。

　3部では、ドキュメンタリー映画「天心の譜」が上映されましたが、私は次のお約束のため、ここで退席させていただきました。