- 2010年02月27日(土)
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- 「活動報告ブログ」
鳳鳴高校卒業式
皆さん、こんにちは。
本日は、篠山鳳鳴高校の卒業式に出席してきました。市内、篠山産業高校や東雲校、丹南校の卒業式は、今週平日に行われましたので、本会議と重なり残念ながら出席することが出来ませんでした。
本日の卒業式は、“伝統校に相応しい”感動的な式でした。
片山校長先生が式辞の中で「篠山市や丹波市は人口減少に悩まされている。君たちは進学、就職と故郷を離れる者が多いが、将来この地に帰ってくるという選択肢も持ち合わせてほしい」と話され、「故郷を大切に、また、命を大切にしてしっかりと歩んでください」と卒業生を送られました。
また、3年2組の担任である 徳田和巳 先生は、今期で定年退職だそうです。鳳鳴高校勤続29年。私が鳳鳴高校に入学した年に赴任されてきました。私は担任をしていただいた事はありませんが、私の学年担当でしたので数学は教えていただきましたし、学年活動はすべてお世話になりました。
先生の最後の教室を見せていただきました。卒業生から感謝の言葉を受けた後、卒業のはなむけに“♪乾杯”を歌っておられました。
昔と変わっておられないと思いながら、その全力投球の教師生活の労を想像するばかりでした。
【徳田和巳先生】
その姿を見ながら、私の頭に浮かんだのは、青山忠誠公が、篠山鳳鳴高校の前身である篠山中年学舎の建学精神とした『一以貫之(一つのことを以って万事を貫く)』でした。
本日は、二十数年ぶりに徳田先生から“生き方”を教えていただきました。