7月19日 なぜ進まない 篠山市内 急傾斜地崩壊対策事業
皆さん、こんにちは。
今日は、空気も乾燥し比較的過ごしやすい一日でした。
本日、丹波土木事務所で 『平成25年度 事業説明会』が開かれました。
この会は、平成25年度公共事業について、また、道路第1・2課、河川砂防課、公園ダム課の各課事業概要等について、丹波管内選出県議2名が当局より説明を受け、質疑・意見交換等を行うものです。
丹波土木事務所関係の平成25年度公共事業(国庫補助事業)当初予算は約37億円。
平成24年当初に比べると約3割減ですが、これは本年度で西紀ダムが完成するためその工事費が、昨年度に比べ15億円ほど減っているのと、丹波市の高谷川関係で5億円減等、河川・ダム関係事業が昨年度の約半分にまで減額しているためです。
一方、道路事業については、川代トンネルの本体工事着手等もあり、3割5分増しになっています。
また、平成24年度補正を含みますと、道路事業費は2倍増、河川等は3割減、全体ではほぼ昨年並みの予算規模となっています。
詳しい箇所付図等については、次回発行します「小西たかのり県政だより」にて、例年通り報告させていただきます。
毎年、この説明会で疑問に感じるのは、急傾斜地崩壊対策事業が篠山市内で行われていないこと。
この急傾斜地崩壊対策事業とは、『降雨や地震などに伴って発生するがけ崩れ災害に対し、急傾斜地崩壊防止施設等を設置することによって人の命を守る仕事です。昭和44年8月に施行された「急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律」に基づいて区域指定や崩壊対策工事を実施しています。(兵庫県HPより)』となっています。
今年も丹波市・篠山市内でイエローゾーンの基礎調査が行われます。つまり、「ここは危険度が高いですよ」との指定をしていくと言う訳です。
先般、西紀北地区でのいちばん会議において、「危険と指定だけされても大変困る。なにか危険防止対策はないのか」との質問が出ておりました。
まさにこの「急傾斜地崩壊対策事業」のことだと思います。
この事業を活用し、擁壁工・のり面保護工(法枠工、コンクリート張り工、植生工)・落石防護柵等の対策を講じようとすると、地元負担が一定の割合で出てきますが、県内多くの市町では、この地元負担分を市町が肩代わりするところが多いようです。
財政的な問題なのかどうかは良く分かりませんが、篠山市では暫くこの事業は行われておりません。以前は、ささやま荘がある河原町王地山の斜面等、何ヶ所か対策がほどこされていますが。
ということで、現在、この急傾斜地崩壊対策事業予算は、100%丹波市管内で費やされています。
この事は以前から、県民局関係、丹波管内両市長や議長が一堂に会する、丹波地域政策懇話会等々の折でも指摘させていただいておりますが、一向に進展があるように感じません。
色々と財政的な面も含め課題があるのかもしれませんが、私は防災・減災対策のためにも、篠山市は早急に急傾斜地崩壊対策事業について、検討し考え方を示すべきではないかと思います。
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