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8月1日 農政環境常任委員会 但馬・丹波管内調査 2日目 | 小西隆紀(こにしたかのり)兵庫県議会議員 公式サイト
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活動報告ブログ - 2013年8月

2013年08月01日(木)

8月1日 農政環境常任委員会 但馬・丹波管内調査 2日目

皆さん、こんにちは。

 さて、管内調査2日目の朝、但馬地方は警報等も発令されるほどの大変な大雨となりました。
 しかし心配していた雨も、午前中にはほぼ上がり午後は晴れ間も出てきました。
 また、本日の調査には、サンテレビの『県議会リポート』の取材班が同行。
 

 
 2日目最初は、当委員会の所管でもある環境に関して。
 生ゴミからのバイオマス発電を行っている 『南但クリーンセンター』の調査。
 この施設の管理運営は、養父市と朝来市で構成された南但広域行政事務組合が行っており、両市からでるゴミを処理しています。
 
 ここの特徴として、環境負荷の低い施設ということがまず挙げられます。
 生ゴミ、紙類などの可燃ゴミをメタン発酵槽で発酵分解し、そこで発生するバイオガス(メタンと二酸化炭素の混合ガス)を回収、そのガスを利用して発電し、二酸化炭素の排出量の低減を図るとともに、売電も行っています。 
 また、燃焼排ガスから温風・温水を回収し、場内の空調等に有効利用もしています。

 
 4月から供用開始されていますが、発電設備の運転はこの7月からで、実は昨日(7月31日)が竣工式でした。
 まだ新しい施設ですが今後、循環型社会の核として、しっかりとその機能が発揮されることを期待しています。

 2か所目は、林業関連で 『和田山木材市場』。
 ここでは、屋外での現場視察もありましたが、その頃には雨が上がり助かりました。
 
 これまで木材市場では、セリによる販売が基本だったようですが、最近では木材市場と需要者の交渉で価格を決め、大量に定額で取引する 付け売り、システム販売と呼ばれる取引が増えつつあるそうです。
 但馬地域においては、木材市場を介さない山林から需要者への直接販売は、一部の林業会社で行われているのみで、市場を介する販売が中心の様です。
 但馬地域には和田山木材市場と八鹿木材市場の2つ市場があり、和田山はセリと付け売りが半々。八鹿は100%セリによる取引とのこと。
 それぞれメリット・デメリットがあるようですが、但馬地域ではこれらを使い分けできる状況にあります。

 
 木材価格が低迷する中で、丸太生産者の手取りをアップさせるためには、市場の作業効率を高め、低コスト化を図り、市場手数料を低下させることが必要。
 このため、当市場では選木機を導入し、選木作業の効率化を図っているほか、丸太生産者を取りまとめ、需要者と価格交渉する新しい木材市場のかたちを形成されようとしています。

 3か所目は 『北部農業技術センター』。
 ここでは、但馬・丹波地域に適応した特産作物の品種選定、農作物栽培に関する技術開発、実証実験や、農畜産物の食品加工・流通技術の開発、技術指導、そして、世界に誇る但馬牛の改良及び効率的な飼養管理技術の開発、等々を行っています。

 ここでの質疑の際、委員から 「全国共進会(別名「和牛のオリンピック」)で、兵庫の牛は他県の牛に比べると、その小ささが目立つ。少し他県の血統も導入すればどうか?」との質問がでました。
 これに対し、野田所長さんは「絶対にしない」と毅然と答えられ、「その点については、県内の血統のみで、現在の量で劣る部分も幾分補いながら、さらに質で他を圧倒させる」と。
 この姿勢に、但馬牛にかける並々ならぬ思いと、誇りを感じました。

 次に但馬県民局を訪ね、但馬管内の概要、所管事務について調査を行い、2日目終了。

 本日の宿泊地、豊岡市では柳祭りが開催されており、私たちも思わぬ偶然に祭りの風情を堪能させていただきました。

 


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