第110回 兵庫県酒造大学講座
皆さん、こんにちは。
本日は、『第110回兵庫県酒造大学講座』の閉講式に行ってきました。
この『兵庫県酒造大学講座』は、丹波杜氏組合さんが、日本酒造りの技や知識・伝統等を継承するために毎年開かれているもので、今年でなんと、第110回目。
杜氏組合員、酒造業者(従業員を含む)、日本酒造りに関心のある20歳以上の一般の方、約100名が、昨日今日の2日間にわたり、酒造りの6分野にわたる工程・管理から、教養講座としての健康管理まで、50分の講義を9コマ受けられました。
国内では焼酎や洋酒に押されぎみの日本酒市場ですが、しっかりとその技術を継承し、日本の食文化を守るとともに、海外にも大いに発信していただきたいものです。
その輸出を念頭にした高品質の日本酒造りに欠かせないのが、本県が誇る酒米「山田錦」。
もれ聞くところでは、この山田錦を減反対象外にしようという動きもあるようです。
他県の酒造メーカーからの問い合わせも多いと聞きます。
兵庫の米・水・そして技術、この3つの強みを大いに活かしたいものです。
酒は百薬の長と言われますが、今回の酒造大学講座で行われた「アルコールと健康~あなたの健康を守るための基礎知識~」からいくつか紹介しておきます。
お酒は適量であれば、リラックス効果・食欲増進等のプラス効果がありますが、飲みすぎると肝臓障害、依存症、糖尿病、痛風等々のマイナス効果が出てきます。
では、その適量とは?
男女差、年齢差等々もありますが、概ね缶ビールだと500ml/日、日本酒だと1合弱/日ぐらいとのこと。
平成20年の厚生労働省調査では、日本の飲酒人口は男性の83.1%、女性の60.9%であわせて約7,472万人と言われています。
その内、男性の12%、女性の3.1%がビール中瓶2本以上を毎日飲むような多量飲酒者で、その数約766万人とも。
飲みすぎからくる病気・事故・労働損失を金額換算すると、年間4兆1,483億円にもなるとの報告もあるようです。
因みに酒税による収入は1兆4,614億円です。
で、お酒を美味しく、また百薬の長にするためにも、次の10カ条をお守りください。
・談笑し、楽しく飲むのが基本です
・食べながら、適量範囲でゆっくりと
・強い酒、薄めて飲むのがおススメです
・つくろうよ、週に2日は休肝日
・やめようよ、きりなく長い飲み続け
・許さない、他人への無理強い、一気飲み
・アルコール、薬と一緒は危険です
・飲まないで、妊娠中と授乳期は
・飲酒後の運動、入浴、要注意
・肝臓など、定期検査を忘れずに
以上、適量飲酒の10カ条でした。
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