活動報告ブログ - 2010年8月

2010年08月11日（水）

• 「活動報告ブログ」

議員団行財政構造改革調査検討委員会調査活動

皆さん、こんにちは。

　県議会自民党議員団では、昨年度より団内に行財政構造改革調査検討委員会を設置し、『組織・公営企業・公的施設』『財政状況』『公社・外郭団体』の3チームに分かれ、県行革の推進について検討を重ねてきました。

　昨年、私も在籍しました『組織・公営企業・公的施設』においては、対象となる全83施設すべてに関して、職員数、人件費、収支及び利用状況等を項目毎に整理し、合計11回にわたり検討会で議論し、本年４月には、検討結果等を委員長に報告したところです。

　現在、県当局も新行革プラン“3年目の総点検”の作業に取り組まれており、我々、県議会最大会派としても現場の実情を把握し、より効果的な提言を行うため、この10日11日の両日、現地調査を行いました。

　調査先は、『ささやまの森公園』『淡路夢舞台公苑・温室』『兵庫県神戸ハーバーランド庁舎』の3カ所。

　『ささやまの森公園』は、CSR施設【法人県民税の超過課税を活用し、勤労者をはじめ広く県民のC(Culture)S(Sports)R(Recreation)活動の場】として平成14年7月に設置されました。県内には同様の公園があと5ヶ所あります。

　現在、篠山市が指定管理を受けておりますが、維持管理については、地元自治会等からなる『維持管理協議会』を設け、地元住民の参画を得て管理を行い、また、事業展開においては、学識経験者、地元住民、ボランティア等で構成する『ささやまの森公園運営協議会』を設置するなど、県民の主体的な参画による維持管理、事業展開がされています。

　この運営形態の中に、同様施設の今後へのヒントがないかをポイントに調査を行いました。

　　『淡路夢舞台公苑・温室』については、維持管理の現状、近隣類似施設等との関係等を中心に調査を行いました。

　クリスタルタワー内に入居している『兵庫県神戸ハーバーランド庁舎』につては、現在、神戸生活創造センター、男女共同参画センター等が業務を行っておりますが、この立地でなければならない業務かどうかという点において、調査を行いました。

　今回の訪問先では、栗原チームリーダーの次の様な挨拶で調査を始めております。

　「新行革プラン3年目を迎え、見直しもされようとする中、兵庫県の再生を一日も早く、皆様方とともに行いたい。私たちは仕分人ではありません。“現場を知らない行革は、理念のない行革と同じである”との思いで来ています。片意地をはらず皆様方の普段のご苦労、また、創意工夫等、色々と現場の忌憚のないご意見を聞かせていただきますようお願いします。」

　ここに、我が議員団の取り組み姿勢が表れております。